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文転するなら経済学部がおすすめな訳

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「理系にいるけど、大学では文系の学部に行きたい。」

これを巷では文転と呼びます。

文理選択の際に、よく分からないから理系を選んでしまったという人に多いのではないでしょうか。

私もその1人です。

高校時代、自分にあった学問などまったく分かっておらず、適当に理系に進みましたが、3年生になったころから急に経済学部に行きたくなったため、勢いで文転を果たしました。

当時は経済学部で何をするかもよく分かっておらず、文転への心配もありましたが、今考えてみると、本当に理系から経済学部に行って良かったと感じます。

それはなぜか?

今回の記事では、その理由を紹介したいと思います。

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なぜ文転するなら経済学部なのか?

文転に経済学部をおすすめする理由はズバリ、数Ⅲの知識が多いに役立つからです。

経済学部と言えば一般的に文系というイメージが強いと思います。

しかし、実際は文系というよりは、理科を抜いた理系や文理融合学部と表現するのが似合っている学部です。

文系なのに、統計学や線形代数、解析学などの数学科目を避けては通れません。

これらの科目はもちろん、ミクロやマクロなど、他の専門科目を解くために絶対必要な知識です。

そのため、数学がそれほど得意ではないのに経済学部に来てしまった文系出身者は、地獄を見かねません。

一方、理系出身者はと言うと、もともと数学にある程度耐性がある上、解析学のうち微分積分や極限は数Ⅲと被っている部分も多く、文系出身者と比べると非常に有利な状態です。

授業はもちろん文系出身者のレベルに合わせて行われますが、この差は単位取得にかかる労力に非常に大きな影響を及ぼします。

言い換えれば、理系出身者は経済学部において非常に大きなアドバンテージがあるのです。

さらに、経済学部には理系受験(基礎なし理科2科目&社会1科目利用)を認めているところも多く、文転の際に社会1科目を独学でしなくても受験できるというメリットもあります。

もちろん、理科が嫌いで文転を考えているなら、独学で社会をした方が早いですが、とにかく、経済学部は文転しても理系にいたことを最大限生かせる学部なのです。

私も今考えれば、文系からではなく、理系から経済学部に行って正解だったと思います。

まとめ

このように、経済学部は理系出身者にとてもおすすめできる学部なのです。

もちろん、理系出身とは言え、まったく経済に興味がない人はおすすめできませんが、経済に関することにやや興味があり、且つ文転を考えている方は、経済学部も視野に入れてみてはどうでしょうか。

少なくとも、理系出身だからといって有利になることはあっても、不利になるようなことはありませんよ。