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【部活は辞めるべし】部活動を辞めるか悩んでいるあなたに是非読んでほしい

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「部活動を辞めたい!」

これは部活動をしていた者なら誰もが一度は思ったことあるであろう言葉ではないでしょうか。

私自身も高校生のときにとある部活に入部してから何度もこの言葉を口に吐きました。

それには、なかなか上達できないことへの苛立ちや顧問のウザさ、練習のしんどさなどいろいろな要因があります。

1年生の間はなんとかそれらに耐えていましたが、2年生になるとだんだんと限界が近づき、結局2年生の途中で部活を辞めるという決断を下しました。

辞めた当初は「部活を辞めるのは逃げるのと同じで良くないことなんだろうな」などと退部のことをネガティブに考えていましたが、帰宅部生活をある程度続けていると考えが変わってきたのです。

「帰宅部ってめっちゃ良いじゃん。部活辞めて良かった!」と。

ではなぜ私がこう思うようになったのかを今回は詳しく説明していきたいと思います。

部活を辞めようか悩んでいるみなさんはぜひこれを読んで、早急に退部の決断を下してください。

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なぜ部活を辞めるべきか

十分に睡眠がとれて授業に集中できる

部活を辞めることで得られるものは何か。

それは時間です。

部活をしていると、通常の高校だと平日で3時間ほど、休日になると半日から1日を部活のために費やさなければなりません。

これは勉強をしたい人からすれば相当な時間の無駄です。

教師は呪文のように「部活と勉強は両立できる」と言いますが、そんなことは一部の人にしかできません。

ほとんどの人は部活のせいで宿題ができなかったり、予習や復習ができなかったりと、本業であるはずの勉強が部活に侵食されているのです。

また、部活と勉強を両立させようと頑張りすぎたり、きつい練習で疲れすぎたりしたせいで睡眠時間がたりなくなり、授業中に寝てしまうということも起こります。

だからこそ、部活は辞めてしまうべきなのです。

部活を辞めればたっぷりと時間ができ、睡眠や勉強に充てることができる時間が増えます。

さらに、睡眠がしっかりとれる上に部活による疲れもなくなることから非常に授業に集中できるようになり、授業をより有意義なものにすることができるようになるのです。

私自身も部活を辞めた後、辞める前とは授業への集中力が全く異なっているということを身をもって感じました。

実際に部活を辞めて以降それほど勉強時間を増やした訳ではありませんが、授業への集中力が高まったおかげでテストや模試の成績もグイグイと上がっていくようになったのです。

そしてこのとき以来、勉強する楽しさを感じられるようになりました。

その代償に体重と体脂肪率も同じように上がってしまいましたが。

受験勉強が早めに始められる

高校3年生と言えば受験の時期です。

大学受験は高校受験と違って遊んでいても受かる訳ではないので、当然それなりの受験勉強をしなければなりません。

しかし、部活をやっていると部によって違いはあるものの、多くは夏前まで部活に時間を奪われ、受験モードに切り替わって勉強をし始めるのが夏休みからなんてことになっしまいます。

夏休みから本気で苦手科目を潰しにかかり始め、2月には二次試験のレベルまで持っていくことは非常に難しいです。

特に、基礎ができていない教科があった場合は絶望的と言うしかありません。

だからこそ部活は辞めて、早めに受験勉強を始めるべきなのです。

早めに受験勉強を始めた場合、焦らずにじっくりと1つ1つの教科に取りかかれる上、苦手教科を時間をかけてしっかりと潰すことができます。

私も、部活を辞めて余った時間をとにかく苦手だった国語の強化と倫理政経の独学(文転)に充て、学校では欠点ぎりぎり且つ模試では全国平均を切ってしまっていた国語がセンター本番では8割弱、完全独学の倫理政経は8割強の点数を取ることができました。

これは完全に、帰宅部だからこそ充てられた時間のおかげ以外なんでもありません。

帰宅部は受験で不利になる?

帰宅部に関してよく言われているのが、「帰宅部は受験で不利になる」ということです。

実際このことを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

結論から言うと、スポーツ推薦で進学しない人からすればこれはウソです。

特に、一般入試の場合は完全に試験の点数のみで合否が決められるため、帰宅部かどうかは全く関係ないと言えます。

仮に合格最低点に複数人並んでいた場合、全員合格もしくは各大学が定めた方法により合格者を決めるということになりますが、そのときに調査書の評定平均値が使われることがあっても、部活をしていたかどうかが考慮されることはありません。

また、公募推薦や指定校推薦を使う場合でも、全国大会出場レベルでなければ帰宅部も部活をやっていた人も経験上、扱いに大きな差はないかと思います。

私自身も高校時代、センター試験と書類審査がおよそ9:3で点数化される某難関国立大学の推薦入試をノー委員会、ノー部活、ノー生徒会、ノーボランティアというとんでもない状態で受験しましたが、センター試験を失敗した(おそらくセンター試験の点数は一部の不合格者より低いレベル)にも関わらず合格したので。

まとめ

現在の日本の学校において部活は半強制的な部分があり、辞めにくい空気が流れているかもしれません。

しかし、部活を辞めるか悩んだときにはそうした壁を乗り越え、思いきって辞めてみましょう。

学生にとって大切なのは部活よりも学業なのですから。

その1歩で受験結果、さらには将来までもが良い方向に変わるかもしれませんよ。