ノンアルコールビールは未成年でも買えるのか? コンビニ各社に聞いてみた
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ビールという名がつきながらも法律上は清涼飲料水に分類されるため、未成年が買っても合法なノンアルコールビール。
近年は種類も豊富になり、アルコールが入っていないという手軽さからも非常に人気がでてきています。
しかし、ノンアルコールビールは酒類でないにも関わらず、コンビニで購入する際に年齢確認をされるという情報をちらほら見かけます。
知恵袋を見ても、年齢確認をされると主張する派と年齢確認はされないと主張する派が。
そこで、実際にはどうなのかを知るためにコンビニ各社に問い合わせをしてみました。
コンビニ各社の方針
以下、各社からの返答を一部抜粋しています。
セブンイレブン
法律上、ノンアルコール飲料は、清涼飲料水と同じ分類のため販売は可能ですが、セブン-イレブンでは原則販売をお断りしております。
ファミリーマート
ノンアルコール飲料につきましては、メーカーより未成年者への販売は 自粛してほしいとの要請もありましたが、私どもファミリーマートの方針 といたしまして、未成年者の飲酒助長を防止する観点からも、未成年者の方への販売はお断りしております。
従いまして、通常の酒類同様、20代以下と見受けられるお客様がご購入される際には、誠に恐縮ながら、身分証明書のご提示をお願いする等、年齢確認を実施の上で販売するよう各店舗へ指導いたしている状況でございます。
お客様におかれましては、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
ローソン
ノンアルコールビールの未成年の方への販売は行っておりません。
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
未成年はコンビニでノンアルコールビールを買えない
ノンアルコールビールはノンアルコールとうたっているといえどもアルコールが0.05%未満含まれており、完全に0%ではありません。
また、ノンアルコールでは満足できずにアルコール類に手を出してしまうといったような、ノンアルコールビールによる未成年飲酒の助長が起こる可能性もあります。
こうした点から現在、ノンアルコールビールは業界全体で自主規制がなされており、大手コンビニ3社を含め、多くの小売チェーンでは未成年への販売は行っていないようです。
ただ、ネットショッピングや個人経営の酒店などでは、未成年でノンアルコールビール販売を購入できるところも比較的多くあります。